男性社員の育児参画、推進!

古河電池では、働き方改革の一環として、育児休業取得をきっかけとした男性社員の育児参画を推進しています。育児への積極参加を通して新しい価値観を醸成し、復帰後の職場でのイノベーションや生産性向上、延いては女性活躍の推進にも繋がると考えています。

引き続き、社員一人一人が持つ能力を最大限に生かせるよう、働きやすい環境つくりを行って参ります。

育児参画の取り組みについて

・育児休業・・・1歳1ヶ月になるまでの子どもを育てる男女従業員(条件あり)

・男性育児短期休暇制度・・・子どもが満1歳1ヶ月に達するまでの5日間

・その他、ワーク・ライフ・バランスが図れる制度が数多くあります。

育児休業取得社員 紹介

土屋 利武(人事部)

 育児休業取得期間:2020年10月7日~2021年1月6日

育休取得時について

この度、2020年10月に子どもが出生したのを機に育児休業を3ヶ月取得しました。

出産の立ち会いから子育ては初めて耳にする情報、経験ばかりでした。最初の1ヶ月くらいは夜中から明け方にかけて子どもの唸りがすごく、眠れない日々が続きました。また慣れないおむつ替えは最初こそ抵抗があったものの、回数を経る毎に今ではスムーズにすることができるようになりました。なにより3ヶ月間子どもとずっと一緒にいることができた時間は家族にとって貴重な宝物になりました。現在でも子どもが自分を見て笑ってくれると、一緒にいることができて本当に良かったと感じています。また女性は出産後1ヶ月間、大事故でけがを負ったのと同様のダメージの状態だそうです。この間こそ夫の家事・育児のサポートが必要となります。慣れない食事作り、洗濯、掃除などを必死でこなし、何とか妻をサポートすることが出来たのではないかと思います。この3ヶ月の経験で子どもの成長と同時に、自分自身も父親として成長することができた気がします。

 

 

 

現在について

育児休業取得から3ヶ月経過し、人事部に復職しました。職場の皆さんの協力により、不在の間は自身が担当していた仕事をスムーズに進めてもらうことができました。また、仕事を早めに切り上げ、帰宅後子どもを風呂に入れるなど、協力できることをするように心がけています。ところで、2019年度における全国の男性育児休業取得率は「7.48%」だそうです。この数値の低さからも男性の育児休業取得の困難さがうかがわれます。「法が定めた労働者の権利」とは言いつつも、育児休業を取得している間は職場の皆さんに仕事の負担がかかることになります。その意味で、所属長はじめ職場の皆さんの理解と協力が必要となります。男性で3ヶ月の育休取得は決して短い方ではないと思います。「人事部の人間だから取得できたのだろう」と思われるかもしれませんが、育児休業は全ての従業員が仕事と家庭の両立ができるよう法が認めた制度です。これからますます男性の育児参加が必要となる時代となり、積極的に育児休業を取得される方が1人でも増えることを願っています。