古河電池は、次世代を担う人材の育成を目的に、学校や行政等と連携して、学生や子どもたちへの教育を継続的に支援しています。特に、事業を通して培った電池、エネルギー、リサイクルなどの領域に加え、コミュニティのニーズに応じ、スポーツ分野でのサポートを行っています。
7月25日と31日に、横浜市星川地域ケアプラザ「かるがも」にて、小学生向けのエコ教室「夏休みこどもエコチャレンジ」を昨年に引き続き、横浜市保土ケ谷区役所と共催で開催しました。当社社員が講師となり、「電池にまつわる電気のはなし」をテーマに講義と実験の2本立てで行いました。
講義では、当社製品を事例に蓄電池が社会の様々な分野で使用されていることや、地球温暖化と再生可能エネルギーについて、電池の処理方法など、クイズ形式を交えて紹介しました。
実験では、手回しで電気を充電するエコカーの組立工作と電球を用いた実験を行い、参加者のみなさんに、楽しみながら発電や蓄電の仕組みを学んでいただきました。
参加者のみなさんからは、エコカー工作がとても楽しかった、展示された蓄電池サンプルをみて、中身を見ることが出来て良かったなどの感想がありました。また、保護者の方からは、電池の正しい廃棄の仕方、捨て方を学べてよかったですとお話下さるもいらっしゃいました。
また、自宅でも実験を体験いただけるように、マグネシウム空気電池のキットをお持ち帰りいただきました。
今後も古河電池は、地域社会との連携を図り、子供たちの未来を豊かに彩る、社会貢献活動を推進してまいります。
■参加者:2日間合計22名、 聴講保護者2日間合計11名
2022年7月に 福島イノベーション・コースト構想※の参加企業として 工業高校工業化学科の学生向けに出前授業を実施しました。
当日は、当社社員が講師となり、イノベーション人材育成の支援として「電池の化学」をテーマに電池の基礎知識や最新の電池情報、電池の未来について講義を行いました。今後も地域社会との連携を図り、社会貢献活動を推進してまいります。
■出前授業参加者:勿来工業高等学校2年生 38名
※「福島イノベーション・コースト構想」とは、2011年に発生した東日本大震災および原子力災害によって失われた浜通り地域等の産業を回復するために、新たな産業基盤の構築を目指す国家プロジェクトで、廃炉、ロボット・ドローン、エネルギー・環境・リサイクル、農林水産業、医療関連、航空宇宙の分野におけるプロジェクトの具体化を進めています
2020年1月、いわき事業所社員2名が、いわき市立藤原小学校の「体育教室」に講師として招かれ、スポーツリズムトレーニング協会のインストラクターとともに、小学生が行うべき体力づくりについて指導を行いました。
132名の児童が楽しみながら積極的に体を動かしました。先生方からも、本活動へ高い評価を受けました。
タイ子会社 サイアム・フルカワ社員約70名が、出身校を訪問し、通学路の補装やトイレの改装、食堂への扇風機の設置などを行い、子どもたちの学習環境の改善に貢献しました。