古河電池では、「コンプライアンス」とは、役員および社員全員が各種法令・ルールを守ることはもちろん、常に社会的、道義的責任を念頭において行動すること、すべての人に公正・誠実に接することであるととらえています。
また、社会が絶え間なく変化していく中、古河電池が持続的に発展していくためには、既存事業を拡大するとともに、新技術・新商品をタイムリーに提供していくことが重要ですが、新しい技術や事業への挑戦には、必ずリスクが伴います。コンプライアンス違反も含め、リスクを感度よく見極め、低減していくことが、業績の安定化や持続可能な成長に欠かせないものとなります。
古河電池は、リスクを「当社グループの事業目的の達成に重要な影響を与え得る損失の危険を伴う不確定要素」と定義し、事業活動におけるリスクの把握・評価、リスク発生時の対応法、予防策・再発防止策、管理主管部門などをリスク管理規程およびリスク対応マニュアルにまとめ、平時よりリスクマネジメントを意識する企業文化の醸成に努めています。

コンプライアンス推進体制

古河電池が社会的責任を果たし、社会的信用の維持向上ならびに企業価値の増大を実現していく過程において、コンプライアンスは最も重要な経営課題の一つであるととらえ、経営会議のメンバーで構成されたコンプライアンス委員会を中心に、コンプライアンス浸透・コンプライアンス上の課題を見過ごさない体制づくりに取り組んでいます。

 

コンプライアンス推進体制図
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コンプライアンス推進体制図

主な取り組み

  • コンプライアンスに関する教育等
    • J-SOX勉強会
    • ハラスメント防止キャンペーン*
    • 競争法と贈収賄規制講習会(古河電気工業㈱主催)
    • 理解度確認の監査
  • コンプライアンス意識調査を実施し、結果を社内周知
  • 海外子会社のコンプライアンス体制強化

*ハラスメント防止キャンペーンの主なテーマ

  • 職場のパワーハラスメントの予防・解決に向けた提言
  • LGBT
  • 実際にハラスメントが成立すると、どのような責任を負うことになるのか
  • セクシュアル・ハラスメントの加害者にならないための留意点
  • パワーハラスメントにならないための指導法
  • 職場におけるマタニティ&パタニティハラスメント
  • ハラスメント相談窓口
  • アルコール・ハラスメントチェック