災害時の最も重要な問題の一つに、
携帯機器の電池切れによる情報の遮断があります。
東日本大震災の被災地(福島県いわき市)に立地する企業である古河電池(株)は、震災時に得た「何が本当に必要だったのか?」の経験を生かし、避難所などに設置して、簡単に多数の携帯機器ヘ電力を供給できる電源を凸版印刷と開発してきました。
(注)凸版印刷は、紙製複合容器の技術を活用し、電池用部材を開発しています。
非常時に水をいれるだけで、
多くの携帯機器に電力を供給および充電することが可能です。
また、使い捨て電池として使用後の廃棄が容易となるよう、環境に配慮した紙製容器を使用しています。
- タブレットやラジオなどスマホ以外の充電も可能です。
(注)タブレットなどの充電電流が多く必要なものは1台の充電のみとなる場合があります。 - USBタイプの出力端子を2個装備しています。
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マグボックスの放電特性グラフ
電池モジュール単体(USBなど接続せず)
電池仕様
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- 世界初の紙製容器でできたマグネシウム空気電池です。
- 使用後の廃棄も容易です。
- 発電時にCO2や騒音を発生させません。
<受賞歴>
第6回ものづくり日本大賞
経済産業大臣賞 (2015年11月2日)
製品・技術開発部門で当社が受賞しました。
第12回エコプロダクツ大賞
エコプロダクツ部門
推進協議会会長賞(優秀賞)(2015年11月10日)
- 2015年ジャパン パッケージングコンペティション 経済産業大臣賞(2015年4月8日)
- 39回木下賞 新規創出部門賞(2015年5月29日)
- 第37回日本パッケージングコンテスト テクニカル包装賞(2015年8月27日)
- 日本電設工業協会 会長賞(2015年7月3日)
付属品を取り出し、側面のミシン目を内側に押し込みます。
付属のコップとじょうごを用いて、4つの注入口に水を注入します。
フタの差し込み部のミシン目を切り、フタを閉めます。
USBケーブルを接続して、スマートフォン等を充電してください。
(注)注水後に本体を傾けると水がこぼれるおそれがありますのでご注意下さい。
2016年2月1日より一部改訂しました。