特長1: パッケージ化

1MWh パッケージ化蓄電システム FBESS [エフベス]
 (Furukawa Battery Energy Storage System)

 

  • 蓄電池・BMU・空調機・屋外筐体をパッケージ化
  • 設置までの検討時間を大幅に削減
  • PCSとの接続だけで設置完了
  • FBESS [エフベス]を増やすだけで蓄電池容量の増設が可能

 


   中小規模のマイクログリッド、再生可能エネルギーの

     長周期対応などに適しており、

     環境に配慮し、持続可能な社会に貢献します。

   また、非常時のBCP対策にも使用できます。

 

  ※コンテナと蓄電池はそれぞれ現地に送られます。
   コンテナを設置した後に、蓄電池を組立てます。

 

特長2: 安心設計

長寿命サイクルユース鉛蓄電池 FCP-1000を標準搭載
約4,500 サイクル(25 ℃、DOD70 % 最大放電率:0.4 C10
A、 最大充電率:0.2 C10A) 
(当社推奨の使用条件下における期待値であり、保証値とは異なります。)

  • 太陽光発電による長周期出力変動対応など
  • 再生可能エネルギーの有効利用に最適


 期待サイクル寿命4,500サイクルのFCP-1000を標準採用
 することにより、長期の運用が可能となります。

 また、蓄電池をUB-1000にすると、0.6 C10Aのハイレートに

 対応できます (オプション) 。
 

 

   【主な用途】

    電力の有効利用によるCO₂排出抑制
    ・再生可能エネルギーの自家消費
    ・中小規模のマイクログリッド
    ・再生可能エネルギーのための長周期対応
    ・ピークカット、ピークシフト対応、

     および非常時のBCP対策(多機能)
 

※コンテナペイントのデザイン変更可(オプション)
 

BMU*による電池状態監視    * Battery Monitoring Unit

 BMUによって蓄電池の状態を常時監視し、

 得られたデータを上位システムへ通信することによって、

 最適な運用を実現します。

 

  

 筐体内で、電池の異常発熱などが発生している時には、

 状況を素早く検知し、火災や事故を防止することができます。

 

 

  【主な出力項目】
     ・電圧、温度、電流
     ・SOC、SOH
     ・異常時信号

 

特長3:エネルギー密度向上*                   *当社従来比(4段積みユニット)

 鉛蓄電池の弱点の一つである単位面積あたりのエネルギー密度を向上させるため、FBESSでは6段積ユニットを採用しています。

 

 従来の4段積みユニットよりも、同じ面積に多くの電池を設置できることから設置面積は約31%削減となり、単位面積あたりのエネルギー密度が約1.45倍向上します。

 また、新ユニットでも静的水平加速度1Gは確保されています。
 

 

4段積み:現行の収納ユニット 6段積み:新設計の収納ユニット

                    +補強フレーム

1MWh パッケージ化蓄電システム FBESS[エフベス]の仕様

公称エネルギー容量  1.0MWh

公称電圧

504V

定格容量

2,000 Ah/10 HR

セル数

504セル
屋外筐体 40 ftハイキューブコンテナ×1本
外形寸法 L 12,192 × W 2,438 × H 2,896mm
概算質量 約52  t

システムの放電特性
FBESSの設置台数によって、様々な負荷電力と供給可能時間に対応することができます。

 設置台数 負荷電力 電力供給可能時間

1台

150kW 3h20m
300kW 1h10m

2台

300kW 3h20m
400kW 2h15m

3台

300kW 5h50m
400kW 4h00m
800kW 1h25m