2013年1月15日
当社では今年度から、今後のエネルギー政策の中核となる「蓄電池」への認識を高めることなどを目的として、次世代を担う子ども達への環境教育を開始しました。第1校目として2012年12月13日にいわき市立小名浜第一小学校の5年生(約60人)に環境教室を実施しました。
「電池にまつわる電気のはなし~これからのエネルギー利用と蓄電池~」というテーマのもと、蓄電池を実際に観て、触れてもらい、蓄電池を更に身近な物に感じてもらうこと以外にも、『地球温暖化』や『再生可能エネルギーを利用するこれからのしくみ』という内容などを学習してもらいました。また、説明内容をより理解してもらう為に作成したDVDによる映像学習や風車キット作成を通じて、風力発電など再生可能エネルギーの有効利用についても考えてもらいました。いわき事業所の近隣である小名浜地区の小学生に、再生可能エネルギーやスマートグリッドと蓄電池の関わりなど、これからの電気利用のかたちを身近に感じる機会も提供することができました。
生徒たちからは『「小惑星探査機はやぶさの蓄電池」や「100kgの重さの蓄電池」を古河電池で作っていることを初めて知りました』『風力発電を調べているので、これからの調べ学習に役立てたい』といった、環境教室へ数多くの感想文をいただきました。また、校長先生をはじめ担任の先生方からも感謝のお言葉をいただき、目的に沿った活動を行うことができました。
次回は、今月中にもいわき市内、別の小学校で出張授業を実施する予定です。