• 古河電池では、育児休業制度や男性育児短期休暇制度など、育児中の社員の仕事と生活の両立をサポートする制度を充実させています。

 

  • 2019年度の日本の男性の育児休業取得率は7.48%と、女性の取得率83.0%と大きく乖離しており、他の先進国に比べても低い水準となっています。

 

  • 古河電池は、男性社員の育児や家事への積極的な参加を後押しし、働き方改革や男性育休取得率向上に貢献していきます。

 

 

古河電池株式会社(本社:横浜市保土ケ谷区、代表取締役社長:小野眞一、以下古河電池)は、社員一人ひとりのライフスタイルを尊重し、個々の能力を最大限に発揮しながら安心して働き続けられるよう、仕事と生活の両立を支援する制度の拡充や休暇取得促進、労働時間短縮に努めています。昨今、女性活躍および働き方改革を推し進めてまいりましたが、その一環として、男性社員の育児参画の後押しにも注力しています。

 

 

背景

厚生労働省の「雇用均等基本調査」によると、2019年度の日本の男性育児休業取得率は7.48%と、近年上昇しているものの、女性の取得率83.0%と大きく乖離しており、依然、育児の負担が母親1人に集中する状況が続いていると言えます。また、厚生労働省が男性の育児休業取得を促進するため、関連法の改革案を示しており、企業には2022年度にも、対象の男性社員に個別に育児休業取得を奨励する義務や取得率の公表義務などが課される見込みです。

 

 

古河電池の状況

古河電池では、性別を問わずワーク・ライフ・バランスのとれた働き方ができる職場環境の実現に向け、様々な制度を整えています(下図参照)。特に2016年頃からは、女性の活躍推進として、出産や育児などライフイベントで中断されやすい女性のキャリア継続に向け、きめ細やかな制度設計を進めてきました。これらの取り組みにより、育児休業復職率100%の達成や、男性社員の育児休業取得実績を早くから有するなど成果を出し、2016年10月には「子育てサポート企業」として厚生労働大臣より「くるみん」の認定を取得しています。

 

 

 

古河電池は、男性の育児休業取得を促進することは、社員の働き方の希望を叶え、幸福度や満足度を高めるとともに、新しい価値観の醸成、復職後のイノベーションや生産性向上、ひいては、女性の雇用継続や活躍推進にもつながると考え、今般の要請に先んじて、制度拡充と取得しやすい職場の雰囲気づくりに努めてきました。その結果、19年度および20年度には、連続1か月以上育児休業を取得した男性社員もおり、複数の部門において休業する社員のカバーなど改革に取り組みました。
今後も、男性社員の育児休業取得をはじめ、働き方の多様化への対応を強化し、性別等に関わらず、意欲あるすべての社員が活躍できる企業風土の実現に努めてまいります。

 

 

 

古河電池のSDGsへの取り組み

古河電池は、「蓄える力、動かす力、見守る力で社会を支え未来を創造する」会社として、祖業である蓄電池・電源事業の領域を拡大させていくとともに、パートナーシップを通じて包括的で安全かつ強靭で持続可能な人々の暮らしを支えてまいります。また、国連で採択された「持続可能な開発目標(SDGs)」のうち、目標8「働きがいも経済成長も」の実現は、古河電池にとっても持続可能性に関わるものであると認識しており、今後さらに、働き方改革を強化していく予定です。

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お問合せ先

古河電池株式会社 人事部

TEL:045-336-5031