ドローン用リチウムイオン電池は短距離ランナー!

人が行けないような場所を空から撮影したダイナミックなドローン映像。
テレビやインターネットで見ているだけで、ドキドキワクワク、興奮しますよね。
自分でも操作してみたいという人も、少なくないはずです。

 

さて、いまとなっては、多くの人に知られているこのドローン、
最初に開発されたのは軍事用でした。
名称は、プロペラが回っているときの音が雄の蜂(英語:Drone)の羽音に似ていることに由来。
第二次世界大戦時にイギリス軍が使用していた

無人航空機「クイーン・ビー(女王蜂)」が転じてDroneになったとも言われています。
 

最近の活用例としては、大型イベントやテレビの旅番組、被災地報道での空撮はもちろんですが、大規模農場における農薬散布、
建設や土木の現場における測量、施設点検などが挙げられます。
また、海外では実証済みですが、日本でも近い将来はドローン物流を
応用し、医療用サンプル等を配送することで、
苦しんでいる人の役に立てるようになるでしょう。

 

ドローンを構成する要素は、大きく分けると、
モーター、フライトコントローラー、送受信機、そして蓄電池です。
蓄電池は、空を飛ぶことを考えて軽量なリチウムイオン電池が採用されています。

 

ここで、古河電池の出番です!
 

スマートフォンやデジタルカメラに使用されているリチウムイオン電池は、
長時間使用するための持久力があるため、
例えるなら陸上競技の長距離ランナーのようなものですが、
ドローン用リチウムイオン電池は、瞬発力を発揮できる仕様になっており、
短距離ランナーのようなもの。
長時間は使用できませんが、見た目以上に大きなパワーを出すことができます。
 

ところが、発火リスクが高いという課題もあり、
古河電池では発火のトリガーとなる、リスク要因を徹底検証。
過充電、過電流、温度などに配慮した保護機能を備え、
さらに電池の状態を見える化し管理しやすくしました。


また、ドローンスクール用のテキスト作成、講師に対する講演を通じ、
ドローン用リチウムイオン電池の正しい使用方法もお伝えしています。
 

どこかでドローンを目撃した時に「もしかしたら古河電池のリチウムイオン電池が
入っているかも⁉︎」なんて思っていただけたらとても嬉しいです。