2017年11月28日
古河電池株式会社(本社:横浜市保土ケ谷区、代表取締役社長:小野眞一、以下古河電池)は、サンデン テクノロジー ベトナム社にソーラーLED街路灯向けとして、FCR形蓄電池を提供しました。
街路灯は、既にベトナム南部のキエンザン省に設置されており、同省の治安面・交通面での安全性確保に貢献しています。古河電池は、本街路灯向けに充放電サイクルに強い長寿命のFCR形蓄電池を提供することで、街路灯の安定的な運用を支えていきます。
FCR形蓄電池(鉛蓄電池)は、スタンバイとサイクルの両用途で使用可能なデュアルユースタイプの電池です。スタンバイ専用の鉛蓄電池は、放電頻度が高い場合、充放電のバランスがくずれ短寿命になることがあるため、新興国など電力供給が不安定で停電の多い地域での利用や再生可能エネルギーとの組み合わせによる利用には課題がありました。FCR形蓄電池は、このような課題に対応しうる優れた充電特性・長寿命性を兼ね備えており、今回の街路灯での活用のほか、計画停電のある鉄道向け地上用電源の信号通信設備や変電・電力制御用設備などでの使用も想定しています。
古河電池は、蓄電池・電源事業のもつ「蓄える力、動かす力、見守る力」で「社会を支える」という企業使命のもと、アジアをはじめとする海外での事業展開にも注力しています。今後も高品質・長寿命の蓄電池をグローバルに提案することで、中長期的企業価値の向上および真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
古河電池株式会社
海外戦略本部 海外営業部 産業営業グループ
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