2018年2月28日
古河電池株式会社(本社:横浜市保土ケ谷区、代表取締役社長:小野眞一、以下古河電池)はこのたび、エコマリンパワー株式会社(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:Greg Atkinson、以下EMP)に、船舶および海洋構造物バッテリーの供給業者として正式に認定されました。今後、EMPの実施するAquarius MRE®(船舶用再生可能エネルギー)プロジェクトには、古河電池のバッテリーが採用されることになります。
古河電池とEMPは、2014年に協力関係が始まり、共同事業の「ブルースターデロス再生可能エネルギープロジェクト」では、古河電池がFC-38-12バッテリーパックを高速フェリー・ブルースターデロス船に提供しました。それ以来、二社の協力関係は、UltraBattery® シリーズを含む、その他のバッテリー技術の評価におよぶ範囲まで拡大しています。古河電池のバッテリーは、高品質で安全であることに加え、長いサイクル寿命を備えており、EMPより再生可能エネルギープロジェクトに理想的であると評価されています。
今回の認定の過程には、バッテリーの型式ごとに日本海事協会からの承認、古河電池の今市事業所(栃木県日光市)での検査、ISO 9001およびISO 14001などに関連する品質基準および認証の再確認が含まれています。EMPはまた、サスティナビリティ・レビューの一環として、返却されたバッテリーを古河電池がどのようにリサイクルするかも評価しました。
なお、今回の認定に含まれる古河電池のバッテリーは、以下の通りです。
FC-38-12、UB-50-12、FCP-500、FCP-1000
古河電池は今後も、EMPのAquarius MRE®(船舶用再生可能エネルギー)プロジェクトに戦略的パートナー兼認定供給業者として参加するなど、船舶への再生可能エネルギーの利用普及を促進してまいります。
古河電池は、蓄電池・電源事業のもつ「蓄える力、動かす力、見守る力」で「社会を支える」ことを企業使命としています。今後も、再生可能エネルギー関連の技術・製品の開発を進め、真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
古河電池株式会社 海外戦略本部 海外営業部 産業営業グループ
TEL:045-336-5063
エコマリンパワー株式会社(EMP)について
EMPは、船舶向けに再生可能エネルギーを活用した燃料コストダウン・排ガス低減を実現するソリューションを開発し、グローバルに展開しています。代表的な特許技術は、EnergySail®(特許第6020995号)・Aquarius MRE®(特許第5828409号)(注)
古河電池、エコマリンパワー社の船舶用再生可能エネルギーソリューションの海上試運転にUltraBatteryを提供(2017年8月8日 ニュースリリース)
(注)EnergySail® およびAquarius MRE® はエコマリンパワー株式会社の登録商標です。