2017年8月8日

 

古河電池株式会社(本社:横浜市保土ケ谷区、代表取締役社長:小野眞一、以下古河電池)は、再生可能エネルギー事業の取組みの一環として、エコマリンパワー株式会社(本社:福岡市博多区、Chief Technology Officer:Greg Atkinson、以下EMP)が実施する Aquarius MRE®(船舶用再生可能エネルギー)プロジェクトに戦略的パートナーとして参加します。

 

古河電池は、本プロジェクトに対し、古河電池独自のキャパシタハイブリッド型鉛蓄電池UltraBattery(ウルトラバッテリー)を提供することで、船舶への再生可能エネルギーの利用普及を促進してまいります。

 

Aquarius MRE®の概要図(EMP出典)
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Aquarius MRE®の概要図(EMP出典)

Aquarius MRE®は、EMPが開発した硬帆、マリングレードソーラーパネル、エネルギー貯蔵モジュールおよび船舶用コンピューターの先進的な統合システムです。本システムは、風と太陽から得られるパワーを利用することで再生可能エネルギーを船舶に取り入れることを可能にします。これらの代替エネルギー源と推進力の使用は、燃料消費量の削減、大気汚染の低減、CO2排出量の削減につながります。

 

今回、EMPが実施するプロジェクトは、Aquarius MRE®ソリューションを実際に船上で12~18か月間試運転するというものです。EMPは、特許技術を用いた硬帆およびソーラーパワーシステムが世界で初めて搭載された船舶を、2018年中に展開することを目指しています。
古河電池は、本プロジェクトに対し、古河電池独自のキャパシタハイブリッド型鉛蓄電池UltraBattery(ウルトラバッテリー)を提供することで、EMPおよび他の戦略的パートナーとともに船舶への再生可能エネルギーの利用を後押ししていく考えです。

 

古河電池は、蓄電池・電源事業のもつ「蓄える力、動かす力、見守る力」で「社会を支える」ことを企業使命としています。今後も、再生可能エネルギー関連の技術・製品の開発を進め、真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

お問合せ先

古河電池株式会社 海外戦略本部 海外営業部 産業営業グループ

TEL:045-336-5063

参考情報

エコマリンパワー株式会社(EMP)について
EMPは、船舶向けに再生可能エネルギーを活用した燃料コストダウン・排ガス低減を実現するソリューションを開発し、グローバルに展開しています。
代表的な特許技術は、

  • EnergySail®(特許第6020995号)
  • Aquarius MRE®(特許第5828409号) 

(注)EnergySail®およびAquarius MRE®はエコマリンパワー株式会社の登録商標です。