2019年1月17日
古河電池株式会社(本社:横浜市保土ケ谷区、代表取締役社長:小野眞一、以下古河電池)製のUltraBattery® (ウルトラバッテリー、以下UB) バッテリーパックが、エコマリンパワー株式会社(本社:福岡市博多区、代表取締役社長:Greg Atkinson、以下EMP)とMasterbulk Pte Ltd (本社:シンガポール、CEO:Lars Modin、以下Masterbulk社) の船舶用再生可能エネルギー共同プロジェクトの船舶ソーラーパワーシステム用として、Masterbulk社の大型貨物船 MV Panamana船に搭載されました。
搭載されたバッテリーパックには、サイクルユース用制御弁式鉛蓄電池UB-50-12が採用されています。同バッテリーは、EMPが開発したAquarius マリンソーラーパワー・ソリューションにかかる風力発電、太陽光発電などの用途に適している点、リサイクル可能な点、安全性および長寿命性や設置の容易性などについてEMPに評価されています。また、日本海事協会からは船級承認を受けております。
古河電池とEMPは、船舶再生可能エネルギーの将来を見据え、2014年より協力関係をスタートさせました。古河電池は、2017年にEMPのAquarius MRE®プロジェクトに戦略的パートナーとして参加したほか、2018年には同社の船舶用バッテリー供給業者に正式認定されています。
引き続き、EMPの推進する船舶用再生可能エネルギープロジェクトに対し、当社バッテリーを提供することで、EMPおよび他の戦略的パートナーとともに船舶への再生可能エネルギーの利用を後押しし、再生可能エネルギーを基にした燃料コストおよびCO2排出量の低減に貢献していく考えです。
古河電池は、蓄電池・電源事業のもつ「蓄える力、動かす力、見守る力」で「社会を支える」ことを企業使命としています。今後も、再生可能エネルギー関連の技術・製品の開発を進め、真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
古河電池株式会社 海外戦略本部 海外営業部 産業営業グループ
TEL:045-336-5063
- エコマリンパワー株式会社(EMP)について
- EMPは、船舶向けに再生可能エネルギーを活用した燃料コストダウン・排ガス低減を実現するソリューションを開発し、グローバルに展開しています。代表的な特許技術は、EnergySail®(特許第6020995号)・Aquarius MRE®(特許第5828409号)(注)
- (注)EnergySail® およびAquarius MRE® はエコマリンパワー株式会社の登録商標です。
- 古河電池、エコマリンパワー社の船舶用バッテリー供給業者に正式認定
- (2018年2月28日 ニュースリリース)