鉛蓄電池業界で初の環境格付取得

 

2011年2月22日

古河電池株式会社は株式会社日本政策投資銀行が実施する融資制度「環境配慮型経営促進事業」の環境スクリーニングで、環境に配慮した企業経営が評価され、本日2月22日、最上位のAランクとなる「環境への配慮に対する取り組みが先進的」との格付けを鉛蓄電池業界で初めて取得しました。

 

日本政策投資銀行の環境配慮型経営促進事業は、同行が開発したスクリーニングシステム(格付システム)により企業の環境経営度を評点化して優れた企業を選定し、得点に応じて3段階の適用金利を設定するという、「環境格付」の専門手法を導入した世界で初めての融資制度です。

 

当社は、基本理念として、「永年にわたり培って来た技術力を核とし、絶え間ない革新により、真に豊かで持続可能な社会の実現に貢献します。」を掲げ、自動車用及び産業用鉛蓄電池を主力とする事業経営と環境経営を一体として実践しています。

 

今回の評価では、(1)当社の高い技術力を基に、軽量化・長寿命化を実現し環境負荷を低減したバッテリーや、惑星探査機「はやぶさ」に搭載されたリチウムイオン電池、次世代の高性能ハイブリッド型鉛蓄電池「ウルトラバッテリー」などの環境配慮製品の製造・開発の取り組みと、(2)資源枯渇リスクと拡大生産者責任の取り組みの両面から、バッテリーの回収リサイクルシステムの構築(広域認定取得)など業界を牽引する取り組みを特に高く評価されました。

 

その結果、当社は「環境への配慮に対する取り組みが特に先進的」という格付を取得しました。