2017年1月16日
古河電池株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長:徳山勝敏、以下 古河電池)は、「古河電池最先端技術UltraBatteryに関するThailand 風力発電I-WIND社との成約合意(Sales Agreement締結)セレモニー」を開催致しました。
2017年7月稼働予定の本格的な蓄電システムはタイ国初の案件となります。
蓄電池の選定にあたっては、タイ国チュラコン大学や政府系 MTEC(National Metal and Material Technology Center)の評価に基づき、数ある蓄電池の中から、当社のサイクル用長寿命形キャパシタハイブリッド制御弁式据置鉛蓄電池UltraBatteryの採用が決定しました。
■開催場所:古河電気工業株式会社 横浜事業所
■締結日:2017年1月13日(金)
【ご来賓】
公使参事官(工業) | バウォン・サッタヤウティポン | (タイ王国大使館 Royal Thai Embassy) |
参事官 | ゴーブン・センマニー | (タイ王国大使館 Royal Thai Embassy) |
パウィトラー・マトカム | (経済部職員 Economic Section) |
■参考資料(ビジネス概況)
用途は、風力発電と組み合わせた蓄電システム(Energy Storage System)。
タイ並びにアジア諸国において、再生可能エネルギー分野の発展に伴い、太陽電池・風量発電が急速に拡大していますが、電力の需要と供給のバランスを取るため、近年蓄電システムとの併用が注目されています。
タイ南部ナコンシータンマラート県(通称ロムリゴール)
地方電力公団(PEA)との政府系プロジェクト
蓄電池容量 1.152MWh UB-1000 x 288 セル(576V-1000Ah/10HR) x 2セット
【UltraBatteryの特徴】
*サイクル寿命での長寿命化を実現
*部分充電状態(PSOC)でのサイクル特性の長寿命化を実現
*充電受け入れ性を向上
*鉛蓄電池の特性を生かした安全性とリサイクル技術の確立
古河電池株式会社 海外戦略本部海外営業部 小高
TEL:045-336-5088