牛や豚までバテバテ!? 猛暑を乗り越えて、いまこそ挑戦!

日本の夏、どんどん暑くなっていますよね。
今年は地域によって40度超えの日が増え、次々と観測史上最高記録を更新
これでは仕事の生産性が落ちるどころか、危険を伴うケースも
顧客訪問などは時間を選んで行ったり、オンラインに切り替えたりして、
うまく乗り切りたいものです。

さて、暑さによる影響は人間だけではなく、農作物や畜産物にも及んでいます。

まずは
主要産地である新潟県では2023年の夏に、稲が生育過程で高温障害を起こし、
水不足もあり、コシヒカリの収穫量が低下。
さらに一等米比率が例年80%程度だったところ、なんと5%まで大幅ダウン
同年、県・農林水産部から異例の高温対策情報が出されました。
収穫量低下や品質の低下は農家にとって死活問題となるため、ここ数年、
葉が穂より高い位置に育つことで、日陰ができ穂が熱くなりにくい
にじのきらめき」や暑さに強い「新之助」の作付けが増えています。
今夏は深刻な水不足かと思いきや大雨が降ったり、果たしてどうなることやら。

野菜果物はどうでしょうか。
夏と冬の寒暖差が少なくなることではうまく生育しなくなり、
リンゴぶどうは暑さにより着色不良、日焼け、味に変化が出ます。
夏野菜の代表格である枝豆は、暑ければたくさん採れるだろうと思いがちですが、
暑さ×水不足だと収穫量や品質の低下につながります。
ピーマンは変色して出荷量がダウンしているという話も。
とは言え、猛暑の影響でよく育つ野菜もありますし、
これまで栽培に不向きだった北海道ではナスの栽培が始まってもいます。

暑さ対策と収益安定のために、営農型太陽光発電を採用する農家も登場しています。
たんぼや畑の上に設置したソーラーパネル過剰な太陽光を遮り
作物はもちろんパネルの下で作業する人の夏バテを回避
初期費用はかかりますが、暑い夏がこれからも続くと思えばいいアイデアですよね。

畜産物も見てみましょう。
は暑さに弱く、扇風機を回したり、日差しを遮ったりとさまざまな工夫をしているようですが、
食欲が落ちているといいます。
は汗をかかないので、暑すぎると死んでしまうリスクもあり、そうでなくても
産む卵の量や重さが減ったりします。
は去年の夏の暑さで繁殖がうまくいかず、今夏における出荷量が減少、
7月18日時点で卸売価格が過去最高値になりました。

まさか令和の時代で、食糧不足!? と心配になりますよね。
けれども、課題があれば解決方法が見つかるはずです。
先人たちも、そうやってイノベーションを繰り返してきました。
私たち古河電池も社会の隅々に目を向けて、新しいことに挑戦していこうと考えています。

「古河電池からのお願い」
気温が高いと、自動車バッテリーのトラブルやリチウムイオン電池の入った
小型家電の発火リスクが高まります。どうぞお気をつけください!


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