古河電池株式会社(本社:神奈川県横浜市保土ケ谷区、代表取締役社長:黒田修、以下古河電池)は、株式会社安藤・間(本社:東京都港区、代表取締役社長:国谷一彦、以下安藤ハザマ)が自社保有する牧之原太陽光発電所において、太陽光自己託送システムにバイポーラ型鉛蓄電池を納入し、性能確認試験を開始したことをお知らせいたします。
性能確認試験の背景
古河電池は、安藤ハザマが建設した牧之原太陽光発電所に開発中のバイポーラ型鉛蓄電池を
納入いたしました。同発電所には、既に従来構造の鉛蓄電池である当社製FCP-1000を納入しており、本年4月からは太陽光自己託送システム*において、インバランスリスク抑制と系統電力安定化のための出力抑制*等を目的として当社製鉛蓄電池が活用されております。
今後は、今回納入したバイポーラ型鉛蓄電池に対しFCP-1000と比較する形で、性能確認試験を実施してまいります。
SDGsへの挑戦
当社は、蓄電技術を核として「蓄える力、動かす力、見守る力で社会を支え未来を創造する」をモットーに社会課題の解決に貢献していくとともにパートナーシップを通じて包括的に安全かつ強靭で持続可能な人々の暮らしを支えてまいります。
古河電池株式会社
戦略企画部
E-MAIL: fb-ir@furukawadenchi.co.jp
※太陽光自己託送システム:遠隔地の太陽光発電設備からグリーン電力を自己託送するシステム
※出力抑制:太陽光発電は、系統電力の不安定化につながる恐れがあるため、出力抑制が必要となる。
この蓄電池システムは出力抑制に対応し、また同時同量達成のため太陽光で不足する電力を供給する。