古河電池株式会社(本社:横浜市保土ケ谷区、代表取締役社⾧:小野眞一、以下古河電池)は、株式会社九電工(本社:福岡市南区、代表取締役社⾧:佐藤尚文)が開発・施工を行い佐賀県小城市庁舎に設置されたオフグリッド電力供給システムへ電力貯蔵用鉛蓄電池(型式:FCP-1000)を納入しました。
背景
佐賀県小城市は、災害時の防災活動拠点である庁舎の業務継続性(BCP)対策および2050年のカーボンニュートラル達成に向けた温室効果ガス削減のために全国で初めて庁舎内で使用する電力として再生可能エネルギーで賄うオフグリッド電力供給システムを導入いたしました。
古河電池製 鉛蓄電池 FCP-1000の貢献
本システムで使用される蓄電池には、国内外で導入実績が増えている当社製の電力貯蔵用鉛蓄電池FCP-1000が採用されており、鉛蓄電池を使用した蓄電システムとしては国内最大級となります。
本システムにより、通常時使用量を超えて発電された電力は蓄電池に貯蔵され、天候不順や災害発生時に非常用として72時間供給することができ、防災活動拠点としての機能が維持されます。また、太陽光により発電された電力を使用することでCO₂排出量を削減することができるためカーボンニュートラル達成への貢献が可能になります。
古河電池のSDGsへの挑戦
当社は、蓄電技術を核として「蓄える力、動かす力、見守る力で社会を支え未来を創造する」をモットーに社会課題の解決に貢献していくとともにパートナーシップを通じて包括的に安全かつ強靭で持続可能な人々の暮らしを支えてまいります。
今後も、長寿命・高品質な製品・サービス等をグローバルでの提供を通じて、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
古河電池株式会社 戦略企画部(045-336-5078)